軒天/釘頭ケレンの続きで、軒天を仕上げましたのでご紹介したいと思います。 

錆止め

前回は、釘頭をケレン→錆止めを塗装し、この日の作業は終わりました。

鼻隠し
翌日、鼻隠しの裏側をケレン→錆止めを行いました。

ケレン前
鼻隠しの裏側はこんな風に錆ていました。
前回、軒天を塗り替えした際、鼻隠しの裏側も一緒に塗ったのは良いんですけど
AEP(アクリルエマルションペイント 水性塗料)じゃ、まずいっしょ (^_^;)

裏側
この画像は違う現場ですが、築13年前後で鼻隠しの裏側が
錆びていました。ただ、これが珍しいことではなく、多かれ少なかれ
どの現場も錆びていますので、当店では錆止めを塗装してから、上塗りを塗ります。

研磨剤
この研磨剤をケレンしやすいサイズにカットして↓

ケレン後
こんな感じでケレンを行いました。

ブロワー
ケレン後、ケレンカスが下に溜まってしまうので、ブロワーで飛ばします。
ちなみにブロワーでケレンカスを飛ばさず錆止めを塗ると恐ろしい事になります(笑)

軒天
この裏側は、軒天を塗装する塗料(アレスセラマイルド:白色)で仕上げるので
錆止め塗料(エスコNBセーフティー)も白色で塗装しました。

錆止め完了
錆止め完了!!
この作業(ケレン→錆止め)に、ほぼ一日かかりました。
なので、軒天の目荒らし・釘頭のケレン→錆止めと下地処理に約2日かかりました。

凹
それと、軒天(ケイカル板)が数ヶ所、凹んでいたため↓

パテ
どちらも耐水性のあるパテですが、
今回は矢印の方のパテを使用し凹みを↓

パテ処理後
埋めました。軒天に耐水性なくても良いでしょ?ていう話はなしで(^^)

養生
翌日、軒天を塗る前に外壁を養生しました。
重力がある以上、ゆっくりローラーを転がしても塗料は下へと飛散しますので、
養生を怠ると軒天を塗りにきたのか、外壁や窓を汚しにきたのか
分からなくなりますので、必ず養生を行います。

トタン屋根
トタン屋根も塗り替えするので、塗料が落ちても後から削れば良いんですが

シート
削る手間を考えれるとシートを引いた方が楽だと思うし
飛散した塗料を見ると見た目が汚いので、シートで養生しながら塗装しました。

上塗り1回目
艶がある所が上塗り1回目です。
乾燥すると、艶は消え艶消しになります。
使用した塗料は、関西ペイントのアレスセラマイルドです。

上塗り2回完了
上塗り2回目も同じように塗装し軒天の塗り替え完了!!
前回も白色で塗り替えしたようなので、あまり変わった印象がありませんが
塗り替え前と比べるば綺麗になったと思います。

比較
塗り替え前後の画像です。
以上で軒天の塗り替え工事完了致しました。

それと軒天を塗り替え中、外壁の塗り替えもさせて頂くことになり
〇様 外壁の塗り替え工事の追加ありがとうございます。

外壁も塗るとなると結構ボリュームがありますので、
無理を承知の上、同業者に連絡してみると「こっちも忙しいよぉ~」と
案の定、私の期待を裏切らない返答でした(苦笑)

こんな感じなので、作業を続けながら職人さんを探してみたいと思います。