今日は夕方から雨の予報でしたが、朝から気持ちの良い秋晴れだったので
夜遅くから雨が降るんだろうと思っていましたが16時頃から降ってきました

廻縁
今日は、まず朝一に廻り縁の色を決めさせて頂きました。

OSCL
この扉や廻り縁は、OSCLで仕上げられているようでした。
(OSCLとはOS=オイルステイン CL=クリアーラッカー塗りの略号です)
OSCLの塗り替えは 枠 塗り替え の記事でもご紹介しています。

OSCL
撤去する扉で既存の塗膜を確認するため、ラッカーシンナーで
拭いてみると、容易に落ちるのでおそらくクリアーラッカーだと思います。

17-50L
廻り縁は17-50Lという色で塗装します。
使用する塗料は水性2液形ウレタン樹脂塗料のトア杜です。
これも 枠 塗り替え で使用した塗料で、色も同じです。
間違っても在庫で余ってるから使用する訳じゃありませんよ(^^)

錆止め塗料
廻り縁の色を決めてから、破風に錆止めを塗りました。
使用する錆止め塗料は弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料の
エスコNBセーフティーで、色は赤さび色でいかにも「錆止め」という色です。

主剤
2液形の塗料は指定の比率があり、エスコNBセーフティーは
17対1で主剤が1kgだと硬化剤は58~59なので↓

硬化剤
58g入れます。

シンナー
希釈は0~5%となっているので、5%の52g 塗料用シンナーを入れました。

撹拌
主剤・硬化剤・シンナーを手でクルクル混ぜるのではなく、
インパクトに羽を付けて撹拌を行いました。

虎シゴキ
ローラーだけではなく刷毛も使用するので、
刷毛をしごきやすくために、この虎シゴキという物を取り付けると↓

虎シゴキ
こんな感じになります。

しごく
刷毛をローラーバケットの角でしごくより↓

虎シゴキ
虎シゴキでしごいた方が楽です。
これで破風を塗る準備できあがりです。

破風
破風は3日前にケレンとダメ込みが終わっているので↓

破風
ホコリなどを掃ってから、破風の重なりを刷毛で塗って↓

錆止め
ローラーを転がし、錆止め完了しました。

廃棄
この錆止めは、今時期だと調合後、約7時間程度しか
使用できないため勿体ないですが、廃棄用の1斗缶に入れて処分します。
刷毛はシンナーできちんと洗えば固まりませんが、
ローラーを洗わないで放置すると↓

ローラー
カチカチというかグニャグニャに固まってしまいます。
このローラーは、昨日、トタン屋根に快適サーモSiを
塗った時に使用したローラーです。

快適サーモ
快適サーモSiの色はニューサーモブラックで青黒っぽい色で
薄く塗ると青っぽく透けますが、しっかり塗れば仕上がります。
ただ、サーモナチュラルグレーと比べるとちょっと透けやすいので
作業性が悪いかなと感じました。

トタン屋根の表面温度
で、なんだかんだやっていると、11時半頃になっていて気温も上がってきたので
1階南面のトタン屋根の表面温度を計測してみると約50℃前後でした。

ニューサーモブラック
前日、上塗り1回目を塗った2階北面も測ってみましたが
やっぱり北側だけあって表面温度は低かったです。
午後から、トタン屋根の上下の重なり部分を刷毛で上塗り2回目を
塗りました。あとはローラーで塗ると、2階北面が仕上がります。