外壁/屋根塗装11で軒天の塗り替えをご紹介したいと思います。

鉄
外壁/屋根塗装1の記事でも書きましたが、軒天のジョイント部分が樹脂製ではなく
鉄製だったため、錆が発生していました。おそらく既存の塗膜はAEPで
ジョイントは亜鉛メッキ鋼板だと思います。

付着性
ジョイント部分をケレンする前に、AEPがどれぐらい付着性が良いか
ガムテープを貼り、確認してみると

付着性テスト後
大丈夫でした。
もしバリバリに剥がれてきたら、絶望してファントムが生まれていたと思います。(笑)
↑(仮面ライダーウィザードを見ていない人には
なんのことだか分からないと思いますが・・・)

ペーパー
この錆を簡単かつ綺麗に除去できるように色々と考え
試してみましたが、イマイチだったので60番のペーパーで
ケレンすることにしました。

ケレン
こんな感じにペーパーを折って、ガリガリ削って

ケレン後
ここまで、錆を除去しました。
錆びていない箇所もペーパーをあてましたが、剥がれてきませんでした。

錆止め
ケレン後、錆止めを塗装。一般の錆止め塗料の塗装間隔は
7日とか10日以内となっていること多いですが、
関西ペイントのエスコNBセーフティーだと1ヶ月と長いので、好んで使っています。
釘頭も錆びていたので、同様の工程で下地処理をしましたが
画像を取るのを忘れました。。。。

欠損
それと軒天のケイカル板が浮いていたので、動かしてみると簡単に取れたので、

補修
こんな感じで補修しておきました。

シーリング
それと軒天の突合せの部分が、空いていて、
これをボンドコークやエラスコークで埋めるのは無理っぽいので
シーリングを充填しておきました。

シーリング充填前
軒天と鼻隠し/破風の入隅もこんな調子で空いていたので
ここもシーリングを充填しました。おそらく、このまま空いていても、
下から雨が降ってこない限り雨は入りませんが、ちょっとね。。。。

シーリング充填前
シーリングを充填する前に、マスキングテープを貼りプライマーを塗布し
30分以上乾燥させてから

シーリング充填
シーリングを充填しヘラでなでて

シーリング充填
シーリング完了。
今回は軒天を塗るより、下地処理に手間がかかりました。

シーラー
この立ち上がりの箇所は、さっと洗っただけで塗膜が剥がれてしまったので
シーラー(1液形エポキシ樹脂塗料)を塗りました。
以前、ケイカル板に水性のケイカルシーラーを塗れば付着性が増すと
思っていましたが、ケイカル板の種類によっては、水性のケイカルシーラーじゃ
全然意味が無いと分かったので、使用するのを止めました。
特に〇社のケイカル板に〇社の水性ケイカルシーラーは塗らない方が良いですよ。
って、書きたいんですけど、そんな勇気もなく(苦笑)

軒天塗装前
で、見積りでは上塗り1回塗りでしたが上塗り2回塗りへと変更させて頂きました。
軒天に使用した塗料は、関西ペイントのアレスセラマイルドです。

上塗り2回塗り
分かりずらいですが、上塗り2回塗り完了です。
先日、軒天を塗っていて、飛散しにくいようにローラーに装着する
カバーを開発すればウハウハだなと思い、2時間程度考えましたが
私の頭じゃ無理だと分かり諦めました。(^^)