今年も「あっ」という間に残り6ヶ月。
あと6ヶ月しか無いと思うと、ちょっと焦りますけど
まだ6ヶ月も有ると思っても焦っちゃう俺って、ネガティブすぎ?
今回は鼻隠し/破風の塗装工事を紹介したいと思います。

見積りに伺った時、破風の塗膜が所々 剥がれていたので
他の箇所も付着は悪いだろうと感じました。

で、足場を設置後 剥がれている箇所にガムテープと
マスキングテープ(粗面)を貼り、簡単な付着性テストを行ってみました。

私の予想を裏切らない結果でした。
こうなっちゃうと、付着の悪い既存の塗膜の上に塗装しても
既存の塗膜が剥がれてくると、塗り替えした塗膜も一緒に剥がれてしまいます。

理想は付着の悪い塗膜を全部除去してから、塗装するがベストですが
この塗膜を完全に除去する手間を考えると、破風を交換するか
トタンを巻いた方が良い場合もあります。今回は塗り替え後
剥がれてしまうリスクを理解して頂き、塗装する事になりましたので、
高圧洗浄機で外壁を洗う際、破風も一緒に洗い これぐらい塗膜が剥がしました。
ただ、付着の悪い塗膜は、外から押される力には意外と耐える事があって
高圧洗浄機で圧力を15MPaぐらいにして、付着の悪い塗膜を
除去したと思っていても、ガムテープなどを貼ると容易に剥がれる事もあります。

これが水洗い後にガムテープを貼り剥した結果です。
でも、塗り替え後にこのように引っ張られる力って
普通はかからない力なので、ここまで付着性テストを
することも無いのかなと思う時もあります。
(実際 築17年でガムテを貼って剥さなければ剥がれなった塗膜なので)

あとは弱溶剤の下塗りを塗っても
不具合(リフティング)が起きない事を祈るのみです。(^^)
試しに弱溶剤1液形のシーラーを塗って見ましたが
リフティングしてきませんでした。でも、この部分はOKだとしても
他の所で、リフティングする可能性もなきにしもあらずなので、
無難に水性の下塗りをしたほうが良いのかなと、かなり悩みました。

それと、軒樋の吊金具が錆びていて、この2.5cm程度のスペースでは
普通にケレンができないので、これを施主様に伝えると、「軒樋を外さなくてもいいから
できるだけやってよ」と言われたので、軒樋を外さないで塗装する事にしました。

破風/鼻隠しの素材はトタンではなくサイディングボードなので、
目地にはシーリングが充填されているので、これを打ち替えますが↓

屋根は切り妻なので、東面と西面は雨樋が無いので、
全部打ち替える事ができますが、北面と南面は軒樋があるため、
2.5cmの間隔では、すべて打ち替える事ができませんので、
出来る限り打ち替えすることにしました。

既存のシーリングとバックアップ材を撤去してから、
シーリングがどれぐらい充填きるか確認しました。
破風のサイディングボードは段差があるため、
奥行きのある所は17㎜程度空いていましたが

奥行きがない所は、11㎜程度しか空いていないため

バックアップ材を薄く切って

奥行きを9㎜程度空けました。
本当はボンドブレーカーを貼りたかったんですが、
目地の幅が狭かったので、断念しました。

シーリング打ち替え後、やっぱり軒樋を撤去したいなぁ~と思い
板金屋さんにお願いして、一旦撤去してもらいました。
この画像は南面の軒樋を撤去しないで、シーリングを打ち替えした箇所で
やっぱり軒樋が邪魔で半分程度しか、打ち替えできませんでした。

軒樋を外さず、シーリングを打ち替えした所は
2度手間ですが、もう一度シーリングを撤去し充填しました。
これが撤去した時のシーリングで、奥行きの無い所でも
約7㎜程度、充填されていました。

あと、吊り金具はこんな感じに錆びていましたが
どこまでケレンしようか、これも悩みました。

理想はすべての錆を除去したいんですが、それは不可能なので
ある程度妥協して、ケレンを行いました。

吊金具には、関西ペイントのスーパーザウルスを5%希釈で塗装しました。

話は戻りますが、結局下塗りはリフティングが怖いので
外壁に使用していたアレス水性エポレジンで塗装しました。
(下塗りをする前に目荒らしを行っています)

これは中塗り塗装中です。

かなり見にくいですが、上塗り塗装中です。
若干、上塗りの方が濃いです。この上塗り塗料は、
弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料で、雨筋が付きにくい塗料です。

水洗い後、塗膜が剥がれた所は↓

ぼやけていますが。。。。こんな感じに仕上がりました。

水洗い後、付着性テストを行った箇所も

ここまで綺麗になりました。
あとは旧塗膜が剥がれてこない事を祈ります。

破風の塗装とは、まったく関係ない話ですが、
先日 午後から雨が降ってきたので、使用しなくなった塗料を整理したんですよ。
で、その翌日の夕方廃棄塗料を入れた一斗缶を見てみると、
なぜか・・・・・パンパンに膨らみ変形していました。(^_^;)

これはヤバいなぁ~と思い恐る恐る、蓋を取ってみると、
プシュ~~~ と音が鳴り耳をあててみると、プク・プク・ポコ・ポコ鳴っていました。
一斗缶にローラーのハンドルを突っ込んでみると、中は固まっているようなので
そのうち、静まると思うんだけどな・・・・・・・・ 爆発したら最悪だな (^_^;)
あと6ヶ月しか無いと思うと、ちょっと焦りますけど
まだ6ヶ月も有ると思っても焦っちゃう俺って、ネガティブすぎ?
今回は鼻隠し/破風の塗装工事を紹介したいと思います。


他の箇所も付着は悪いだろうと感じました。


マスキングテープ(粗面)を貼り、簡単な付着性テストを行ってみました。


こうなっちゃうと、付着の悪い既存の塗膜の上に塗装しても
既存の塗膜が剥がれてくると、塗り替えした塗膜も一緒に剥がれてしまいます。


この塗膜を完全に除去する手間を考えると、破風を交換するか
トタンを巻いた方が良い場合もあります。今回は塗り替え後
剥がれてしまうリスクを理解して頂き、塗装する事になりましたので、
高圧洗浄機で外壁を洗う際、破風も一緒に洗い これぐらい塗膜が剥がしました。
ただ、付着の悪い塗膜は、外から押される力には意外と耐える事があって
高圧洗浄機で圧力を15MPaぐらいにして、付着の悪い塗膜を
除去したと思っていても、ガムテープなどを貼ると容易に剥がれる事もあります。


でも、塗り替え後にこのように引っ張られる力って
普通はかからない力なので、ここまで付着性テストを
することも無いのかなと思う時もあります。
(実際 築17年でガムテを貼って剥さなければ剥がれなった塗膜なので)


不具合(リフティング)が起きない事を祈るのみです。(^^)
試しに弱溶剤1液形のシーラーを塗って見ましたが
リフティングしてきませんでした。でも、この部分はOKだとしても
他の所で、リフティングする可能性もなきにしもあらずなので、
無難に水性の下塗りをしたほうが良いのかなと、かなり悩みました。


普通にケレンができないので、これを施主様に伝えると、「軒樋を外さなくてもいいから
できるだけやってよ」と言われたので、軒樋を外さないで塗装する事にしました。


目地にはシーリングが充填されているので、これを打ち替えますが↓


全部打ち替える事ができますが、北面と南面は軒樋があるため、
2.5cmの間隔では、すべて打ち替える事ができませんので、
出来る限り打ち替えすることにしました。


シーリングがどれぐらい充填きるか確認しました。
破風のサイディングボードは段差があるため、
奥行きのある所は17㎜程度空いていましたが






本当はボンドブレーカーを貼りたかったんですが、
目地の幅が狭かったので、断念しました。


板金屋さんにお願いして、一旦撤去してもらいました。
この画像は南面の軒樋を撤去しないで、シーリングを打ち替えした箇所で
やっぱり軒樋が邪魔で半分程度しか、打ち替えできませんでした。


2度手間ですが、もう一度シーリングを撤去し充填しました。
これが撤去した時のシーリングで、奥行きの無い所でも
約7㎜程度、充填されていました。


どこまでケレンしようか、これも悩みました。


ある程度妥協して、ケレンを行いました。




外壁に使用していたアレス水性エポレジンで塗装しました。
(下塗りをする前に目荒らしを行っています)




若干、上塗りの方が濃いです。この上塗り塗料は、
弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料で、雨筋が付きにくい塗料です。








あとは旧塗膜が剥がれてこない事を祈ります。


先日 午後から雨が降ってきたので、使用しなくなった塗料を整理したんですよ。
で、その翌日の夕方廃棄塗料を入れた一斗缶を見てみると、
なぜか・・・・・パンパンに膨らみ変形していました。(^_^;)


プシュ~~~ と音が鳴り耳をあててみると、プク・プク・ポコ・ポコ鳴っていました。
一斗缶にローラーのハンドルを突っ込んでみると、中は固まっているようなので
そのうち、静まると思うんだけどな・・・・・・・・ 爆発したら最悪だな (^_^;)
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