先月、石巻市内でトタン屋根の塗装をさせて頂きました。

こちらの現場は屋根と軒天・外壁(白壁)等を塗装させて頂きますが、
今回は2階のトタン屋根の塗装をご紹介したいと思います。
こちらのトタン屋根は築年数の割には、状態が良いなと思ったら
15~20年前に張り替えされたそうです。

トタン屋根の塗装工程は、
ケレン(錆除去と目荒らし・清掃等)
錆止め塗装(錆びていた部分をタッチアップ/弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料)
錆び止め塗装(トタン屋根全体に塗装/弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料)
上塗り1回塗り(弱溶剤1液形フッ素樹脂塗料)
上塗り2回塗り(上塗り1回目と同じ塗料)で仕上がります。
まず、ケレン作業をする前に雪止めは塗装ではなく交換のため、
板金屋さんに雪止めを外して頂きました。

で、毎度毎度のエヌグリットでケレン。

次に棟包みの中に砂等が溜まっていると思ったので、
ブロワーで風を送ってやると、案の定 枯葉や砂等が結構出てきました。
この棟包みの中を綺麗にする理由は、
塗装中に棟包みから砂・ゴミ等が出てきて、塗料/塗膜に付いてしまうので
塗装する前に出しておきます。ただ、出しておいても風が強いと
多少 出てくるんですが、出さないよりは全然良いです。棟包みの中も綺麗なるし。

ここからは、ひたすらケレン作業が続きます。
最初に瓦棒をケンマロンやキレキレロール等でゴシゴシ擦ります。

広い面は、エヌグリットでケレン。

この様に錆ている部分は

こんぐらい、錆を除去します。

これはケレン前後の画像です。
この程度、ケレンを行えば高圧洗浄機で水洗いする必要は無いと思います。
仮に水洗い後に、エヌグリットやワイヤーカップ等で
ケレンを行ってしまえば、ケレン後の状態は同じなので、
水洗いする料金を塗料や塗装の方に回した方が良いと考えております。
なので、当店では既存の塗膜の状態が悪い場合や藻等で汚れている場合は
高圧洗浄機で水洗い後、ケレンをさせて頂きますが
今回の現場のように既存の塗膜の状態が良い場合は
水洗い行わず このようにエヌグリット等でケレンをさせて頂きます。

今回 試しにエヌグリット以外で、もっとケレンしやすい研磨材がないか
探し購入してみました。

中でも、このヤナセの塗装一掃に期待していました。
(過去形になっちゃいましたが・・・・・・)

このように瓦棒の立ち上がりと入隅に当たれば
もっと早く綺麗にケレンが行えると期待していましたが、
入り隅に当たらないし、エヌグリットと比較すると減りも早い気がするので、
今後もエヌグリットでケレンしていこうかな。
でも、こういう研磨材は刷毛と一緒で、人それぞれ好みが違うし
現場によっては、こっちの方が良い場合もあるので、また試してみたいと思います。

どうでも良い話なんですけど、このカエルここまで来るのに
どのぐらい時間かかったんだろう?ちょっと仕事の邪魔なので、
下へ帰って頂きました。m(__)m

話は戻り こちらの現場は敷地が広くケレンカスを
ブロワーで吹き飛ばしてもOKなので、ケレンカスを吹き飛ばしてから
錆びていた部分を増し塗りして、ローラーが入らない瓦棒や棟包み周辺を
刷毛で塗装します。

ローラーでべた面を塗装し左側は錆び止め塗装完了。
翌日、棟包みのジョイント部分にシーリングを充填しました。
(見ずらいですが、ジョイント部分が黒くなっているのがシーリングです)

右側も同じ作業を行い錆び止め完了。
今回使用した錆び止め塗料も弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料です。

今回使用する上塗り塗料は弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料ではなく
弱溶剤1液形フッ素樹脂塗料です。このネタの促進耐候性試験の
結果だけを見ると、今まで使用していた弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料より
耐候性が良いので期待しています。屋根は過酷な環境にさらされるので、
当店では少しでも耐候性に優れている塗料をお勧めしております。m(__)m

上塗り1回目をローラーで転がす前に
西面のトタン屋根の表面温度と外気温を13時40分頃に計測すると
普通に塗装できる環境でした。

錆び止めを塗装したように、ローラーが入らない部分を
刷毛で塗装し、広い面積の部分はローラーで塗装します。
このネタはマイクロファイバーのローラーだと、なんかイマイチなので
IDATENと塗り比べてみましたが、このネタにはIDATENが合うかな。

ひたすら塗装し、16時半頃に完了。
この時期なので、16時半頃まで塗装しても大丈夫だろうと
思っていましたが、翌日トタン屋根をみると

もんげ~~
ブラッシング(白化)してるずらぁ~~
↑妖怪ウオッチに登場するコマさんのマネです。(^^)
にしても、この時期ブラッシングするとは。。。
朝一、屋根に水滴が数滴残っていたので、
濃霧で艶がボケたんだろうなぁ~

このネタは光沢が良いのですが、上塗り1回目にしても
艶が食われすぎです。これは上塗り1回目なので、まだ良いですが
これが上塗り2回目だったら、かなり凹みます。(^_^;)

また、ブラッシングするのが嫌なので、トタン屋根の表面温度と外気温を
計測し普通に塗装できる環境だったので、上塗り2回目を開始しました。

上塗り2回目は11時頃に完了。

一応完了後も、表面温度と外気温を計測。
これで、ブラッシングしたらペンキ屋辞めてやる(笑)

この日は一日曇っていて、17時頃から朝方まで雨が降りました。

普通ならブラッシングしませんが、ちょっと不安だったので、
翌日、現場へ確認しに行くと大丈夫でした。

雪止めも設置され、2階のトタン屋根の塗装は完了しました。
あとは、どれだけ耐候性が良いのか自分の目で確認して行きたいと思います。

で、話は変わって
こちらも現在施工中の現場で、出窓の屋根にペンキ屋の嫌いな
シリコーンシーラントが充填されているので、
今回は〇〇ではなく☆☆を使用し、塗装できるようにしました。
(錆び止め完了後/エスコNBセーフティ)

付着性テストの結果、剥がれてきたのは
シリコーンシーラント(黒)だったので、OKでしょ~
ちなみに当店が使用した☆☆はグレーです。(^^)


今回は2階のトタン屋根の塗装をご紹介したいと思います。
こちらのトタン屋根は築年数の割には、状態が良いなと思ったら
15~20年前に張り替えされたそうです。


ケレン(錆除去と目荒らし・清掃等)
錆止め塗装(錆びていた部分をタッチアップ/弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料)
錆び止め塗装(トタン屋根全体に塗装/弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料)
上塗り1回塗り(弱溶剤1液形フッ素樹脂塗料)
上塗り2回塗り(上塗り1回目と同じ塗料)で仕上がります。
まず、ケレン作業をする前に雪止めは塗装ではなく交換のため、
板金屋さんに雪止めを外して頂きました。




ブロワーで風を送ってやると、案の定 枯葉や砂等が結構出てきました。
この棟包みの中を綺麗にする理由は、
塗装中に棟包みから砂・ゴミ等が出てきて、塗料/塗膜に付いてしまうので
塗装する前に出しておきます。ただ、出しておいても風が強いと
多少 出てくるんですが、出さないよりは全然良いです。棟包みの中も綺麗なるし。


最初に瓦棒をケンマロンやキレキレロール等でゴシゴシ擦ります。








この程度、ケレンを行えば高圧洗浄機で水洗いする必要は無いと思います。
仮に水洗い後に、エヌグリットやワイヤーカップ等で
ケレンを行ってしまえば、ケレン後の状態は同じなので、
水洗いする料金を塗料や塗装の方に回した方が良いと考えております。
なので、当店では既存の塗膜の状態が悪い場合や藻等で汚れている場合は
高圧洗浄機で水洗い後、ケレンをさせて頂きますが
今回の現場のように既存の塗膜の状態が良い場合は
水洗い行わず このようにエヌグリット等でケレンをさせて頂きます。


探し購入してみました。


(過去形になっちゃいましたが・・・・・・)


もっと早く綺麗にケレンが行えると期待していましたが、
入り隅に当たらないし、エヌグリットと比較すると減りも早い気がするので、
今後もエヌグリットでケレンしていこうかな。
でも、こういう研磨材は刷毛と一緒で、人それぞれ好みが違うし
現場によっては、こっちの方が良い場合もあるので、また試してみたいと思います。


どのぐらい時間かかったんだろう?ちょっと仕事の邪魔なので、
下へ帰って頂きました。m(__)m


ブロワーで吹き飛ばしてもOKなので、ケレンカスを吹き飛ばしてから
錆びていた部分を増し塗りして、ローラーが入らない瓦棒や棟包み周辺を
刷毛で塗装します。


翌日、棟包みのジョイント部分にシーリングを充填しました。
(見ずらいですが、ジョイント部分が黒くなっているのがシーリングです)


今回使用した錆び止め塗料も弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料です。


弱溶剤1液形フッ素樹脂塗料です。このネタの促進耐候性試験の
結果だけを見ると、今まで使用していた弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料より
耐候性が良いので期待しています。屋根は過酷な環境にさらされるので、
当店では少しでも耐候性に優れている塗料をお勧めしております。m(__)m


西面のトタン屋根の表面温度と外気温を13時40分頃に計測すると
普通に塗装できる環境でした。


刷毛で塗装し、広い面積の部分はローラーで塗装します。
このネタはマイクロファイバーのローラーだと、なんかイマイチなので
IDATENと塗り比べてみましたが、このネタにはIDATENが合うかな。


この時期なので、16時半頃まで塗装しても大丈夫だろうと
思っていましたが、翌日トタン屋根をみると


ブラッシング(白化)してるずらぁ~~
↑妖怪ウオッチに登場するコマさんのマネです。(^^)
にしても、この時期ブラッシングするとは。。。
朝一、屋根に水滴が数滴残っていたので、
濃霧で艶がボケたんだろうなぁ~


艶が食われすぎです。これは上塗り1回目なので、まだ良いですが
これが上塗り2回目だったら、かなり凹みます。(^_^;)


計測し普通に塗装できる環境だったので、上塗り2回目を開始しました。




これで、ブラッシングしたらペンキ屋辞めてやる(笑)




翌日、現場へ確認しに行くと大丈夫でした。


あとは、どれだけ耐候性が良いのか自分の目で確認して行きたいと思います。


こちらも現在施工中の現場で、出窓の屋根にペンキ屋の嫌いな
シリコーンシーラントが充填されているので、
今回は〇〇ではなく☆☆を使用し、塗装できるようにしました。
(錆び止め完了後/エスコNBセーフティ)


シリコーンシーラント(黒)だったので、OKでしょ~
ちなみに当店が使用した☆☆はグレーです。(^^)
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