外壁塗装【養生~下塗り】の続きで、中塗り~上塗り編になります。
こちらのGS様の外壁(東面)は不具合が発生していたため
水性1液形アクリルシリコン樹脂塗料でお見積りさせて頂きました。
現在、外壁に使用できるアクリルシリコン樹脂塗料は
水性1液形・水性2液形・弱溶剤1液形・弱溶剤2液形に分かれ(強溶剤は省略)
その中に廉価品や高価品があり、物凄く種類が豊富と言うか有りすぎ。(苦笑)
無難に高価なアクリルシリコン樹脂塗料を選択すれば、
耐候性や低汚染性に優れていると
思われる方もいっらしゃると思いますが、まさにその通りです!
な~~~~~んて言うは、迷信だと当店は感じています。
(その逆は難しいような気もしますが・・・・・・)
今回、お見積りさせて頂いた塗料は
当店が約9年前に7年間 屋外曝露した結果、
一番光沢保持率に優れていた塗料です。
塗料の価格が安いから、選択した訳じゃありませんよ~(^^)一昨年、撮った塗り板ですが、
水拭きしていない部分は約7年間 宮城県石巻市/南面58度で曝露された塗膜で
その両脇は水拭きしてどれだけ光沢が出てくるのか確認しました。
この塗り板は水性アクリルシリコン樹脂塗料9種類の中で
一番光沢保持率が悪かったtp/塗膜です。
(水性シリコン実暴露の記事はこちらです)これが一番光沢保持率が良かったkp/塗膜です。
上のtp塗膜と比較すると、全然違うのが分かります。これは大手塗料メーカーのpn/塗膜です。
大手塗料メーカーだから安心とは限らないんだなと
屋外曝露や曽根塗装店式パイプ雨筋試験法を通して勉強になりました。m(__)m
で、今年は例年以上に塗料について学ぼうと決めたので
講習などに積極的に参加したいと思っています。(^_^)下塗りの塗装間隔は16時間以上7日以内と指定があるので
翌日以降に「中塗り」を塗装させて頂きました。記事の最初に当店が屋外暴露した結果、
一番光沢保持率が良かった塗料で~~~~とお話しましたが
折板屋根を塗装中に水性1液形フッ素を今回だけ特価と言うお話を頂き
施主様と相談し、フッ素で塗装する事になりました。
なので、上塗り1回目ではなく「中塗り」となり、色も変え塗装させて頂きました。
(中塗りは日塗工の見本帳で2つ薄い色で塗装)中塗りも上塗りも1液形の塗料ですが、
希釈は感ではなく秤で希釈しインパクトドライバーに羽を装着して、しっかり撹拌。
上塗り塗装も翌日以降に行いました。
今回、上塗り塗料がシリコンからフッ素に変わり
どれだけ耐候性に差があるのか期待しています。窓の下は狭く刷毛で塗装できないため、ベンダーと言う塗装用具で
塗装させて頂きました。(下塗り・中塗り・上塗りもベンダーで塗装)
上塗り塗装後、養生を外し錆びていたバンドは
ステンレスに交換させて頂きました。(サービス)
GS様
施工中、いつもお心遣いをいただきありがとうございました。 m(__)m
「ひがしもの/めばちまぐろ」を頂いた時の話なんですが、
息子は「美味い!美味しい!」と喜んでおりました。(^_^)
俺に「お父さん 赤身も美味しいから食べてみて」と
5歳児に言われ笑っちゃいました。(笑)
◇ここからビフォーアフター◇施工前
施工後
施工前-現場調査
施工後
施工前
施工後
軒天 施工前
軒天 施工後
今回も色々な事を学べ
とても楽しく施工させて頂きました。
これからも、よろしくお願い致します。
付帯部に付いてはホームページで掲載したいと思います。
次回
「お前はもう死んでいる」の巻!
コメント