この記事もお盆休みに書いたもので
ボツにしようかなと思ったんですが、更新。


塗り板
お盆休み前後で屋外暴露 2016Ver の塗り板を
完成させる予定でしたが、暴露する塗料を増やしてしまい、
まだ12種類しか完成していません。(>_<)


ワイドラスノンEPO
塗り板はアルミなので、なにを下塗りに使おうかな~と考え
今回はスズカファイン/弱溶剤2液形エポキシ樹脂塗料の
ワイドラスノンEPOをチョイス。

いままで、好んで使用していた
関西ペイントのエスコNBセーフティがエスコNBマイルドになってしまったので、
今後はワイドラスノンEPOに切り替えようかなと考え中。

間違っても値段で決めている訳じゃありませんよ!(^_^)


7
で、こんな忙しい時に限って、面倒なことになるんですよねぇ~(苦笑)
リフティング現象(塗膜がシワシワになる不具合)

先日、塗料メーカーの方が当店へ足を運んでくださり
(Oさん ありがとうございました。m(__)m)
その時、「屋根塗料の弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料は
錆び止めが弱溶剤2液形の時、リフティングする場合もある」と
教えて頂き、当店は弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料を
推奨することはないので、錆び止めと上塗りの相性は気にしていませんでした。


屋根塗料 弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料
今回、屋外暴露する塗料にも
弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料が3種類あり、その内訳は
関西ペイントのスーパーシリコンルーフペイントと
日本ペイントのシリコンルーフ2と
スズカファインのワイドルーフセラ。

で、3種類の一つだけ本当にリフティングしてしまいました。(T_T)


残りの2種類も塗装間隔/乾燥時間によっては
リフティングする可能性があるのかなと思い
先日、塗料メーカーの営業の方が現場にいらしたので、
この件を伺うと
「う~~ん~~聞いたことないですねぇ~」という返答でした。

なので、
「塗料メーカーによっては、リフティングする可能性もある」ということなんでしょうね。

ただ、一般的には、
錆び止め/下塗りが弱溶剤1液形塗料の場合は上塗りも弱溶剤1液形塗料。
下塗りが2液形なら上塗りも2液形が理想と言われていて、
この辺も考慮しながら作業しないと、不具合を発生させる可能性を上げてしまうので
塗料なら何でも良い!という訳にはいかないんですよねぇ~。
(あくまでも理想で下塗り1液→上塗り2液(逆も)でも問題ない塗料もあります)


簡単に塗料を選択しているよう見えますが、意外と難しいです。(^_^)


ハイブリット硬化剤 TB硬化剤 硬化促進剤
ちなみに、弱溶剤1液形アクリルシリコン樹脂塗料に
専用の硬化材/促進剤を投入することで、
2液形Verになり、乾燥が早くなり、耐候性も上がります。

◇2液形Ver◇
スーパーシリコンルーフ / スーパールーフハイブリット硬化剤
シリコンルーフⅡ / TB硬化剤
ワイドルーフセラ / 硬化促進剤

今後、他の塗料メーカーでも後出し硬化剤が増えそうですねぇ~


2液形Ver
ちなみに、2液形Verで塗り板を塗装した時は、リフティングしませんでした。

めちゃくちゃ個人的な考えですが、
屋根用の弱溶剤1液形塗料は、
作業性も良く耐候性も以前よりは向上しているようですが、
「7~10年後に塗り替える」と言うことを考慮すると
やはり2液形の方が不具合を発生するリスクを
軽減できるかなと思ってます。

なので、当店では屋根や外壁・雨樋などでも
弱溶剤1液形(ウレタン・シリコン・フッ素)を推奨することはありませんが
既存の塗膜の状態が悪い場合は1液形を推奨することもあります。


スーパーシリコンルーフ ハイブリット硬化剤 SV
そういえば、先日、関西ペイントの方に
「阿部さん ハイブリット硬化剤を使用すると硬化が早すぎる」と言われてましたよね?
サマーヴァージョン発売されポットライフ(使用できる時間)が長くなりましたので、
ぜひ~~と紹介されました。


この2016Ver は時間があれば、更新する予定ですが


折板屋根 塗装
その前に、
現在、4~5年ぶりに仙台市で外壁・屋根の塗装工事をさせて頂いているので、
こちらの塗装工事を更新する予定です。

MF様 画像・動画の許可ありがとうございます。m(__)m



当店は仙台市も営業範囲ですので、
石巻 遠いなぁ~と思わず
お気軽にご相談・お問い合わせください。(^^)