カテゴリ: 低汚染性

低汚染塗料 屋外暴露6ヶ月後の続きで、設置編を更新。


完了
翌日、塗装してから19時間程度経過しているので、
乾いているだろうと思いつつ塗膜を触ってみると、
やはり乾いていたので設置することにしました。


塗膜
すべての塗膜を触ったとき、
タック(べたつき)が少し残っている塗膜が2種類(弱フッ素と水フッ素)・
普通に乾いている塗膜が6種類(弱フッ素3種類と水シリコン2種類・無機塗料)・
異常にツルツルしている塗膜が2種類(弱フッ素)あり、
これが低汚染性に関係あるのか?ないのか?ちょっと気になりました。
(タックは気温にもよりますが、2~3日で消えると思います)


弱溶剤2液形無機塗料
塗膜が親水性を発揮するまでに、かかる時間/日数は塗料によって異なりますが、
塗装した翌日から、親水性を発揮している塗膜があるのか?と
接触角(水滴の形)を確認してみました。
この画像は弱溶剤2液形無機塗料です。


ツルツル塗膜
次にツルツルしていた塗膜です。
水をかける前はどんな感じになるのか、期待していましが普通に弾いてました。
弱溶剤(油性塗料)は、すべてこんな感じで水を弾いてます。


w
水性1液形アクリルシリコン樹脂塗料のWは撥水せず なじんでました。
(この塗膜は何回も水性塗料を塗装しているのでローラーマーク全開です)


水性1液アクリルシリコン樹脂塗料
前回の実験(6ヶ月間)で、Wと同じぐらい汚れにくかった
水性1液アクリルシリコン樹脂塗料もWほどではありませんが、なじんでいました。


水性1液形フッ素
これは水性1液形フッ素樹脂塗料で
弱溶剤の塗膜と比較すると、こっちの方が接触角が小さかったので、
水性1液形フッ素の方が汚れにくいと即決即断するのは危険だと思うので
今後、他の塗膜は何日ぐらいで親水性(接触角が小さくなるのか)になるのか?
本当に親水性=汚れにくいのか?を確認していきたいと思います。



塗膜に水をかけた動画です。
水が流れ落ちる速度に差があるのか撮ってみましたが、全然わかりませんでした。
(朝方撮ったので、近所の方にあいさつしている声が入っています(^^))


グランフロンとスーパーパワーフッ素/超低汚染
それと、使用した塗料10種類の中の2種類は
トウペのグランフロンと菊水化学工業のスーパーパワーフッ素超低汚染です。


◇ここから使用した塗料の紹介◇

無機塗料 水性1液フッ素
親水性の差←クリックすると水をかけた状態の画像をご覧いただけます。


水性1液シリコン
親水性の差←クリックすると水をかけた状態の画像をご覧いただけます。


弱フッ素グランフロン
親水性の差←クリックすると水をかけた状態の画像をご覧いただけます。


弱フッ素 スーパーパワーフッ素
親水性の差←クリックすると水をかけた状態の画像をご覧いただけます。


弱フッ素4F
親水性の差←クリックすると水をかけた状態の画像をご覧いただけます。


◇以上、10種類の塗膜です◇


水性1液形アクリルシリコン樹脂塗料Wより汚れにくい塗膜があるのか?
菊水化学工業のスーパーパワーフッ素超低汚染と他社フッ素の差などなど
3ヶ月~1年後が楽しみです。(^^)


◇ここから今日のお話◇

雄勝町荒
今日は息子と留守番だったので、家に引きこもっていてもなぁ~と思い、
息子に去年、貝殻拾った海に行くか?と聞くと
「行く行く!」と、すぐ決まりました。


息子
雄勝町の海に行き貝殻を拾い息子の耳にあてると、
なんかザァーーーーって、言ってるよぉ!と不思議がってました。(^^)


息子
息子を笑わせるために、砂浜にう○こマークを書くと、案の定 笑ってくれました。
だいたい、このマーク書くと子供は笑いますね。


息子
帰り際、波と追いかけっこして、勝ったらしいです。(^_^)


膜厚
俺は帰宅後 時間があったので、この実験を作成する時、
アルミ板に塗装した部分の膜厚(塗装3日後)を計測してみました。
これは水性1液形アクリルシリコン樹脂塗料Wで
膜厚が付いているところで86㎛/上塗り2回塗り


W 膜厚
あとは67μだったり、それ以下もありました。
ここから、もうちょっと痩せるでしょうね。

こういう機械で膜厚を計測すると、自分の塗膜がどれだけ付いているか、
目安になります。ただ、計測する部分で膜厚に差はありますけどね。



今回の実験も3ヶ月~1年後には差が表れていると思うので、
忘れてなければ、結果を更新したいと思います。m(__)m


先日、風邪を引いたわけじゃないんですが
鼻水と鼻づまりが酷いので、完全休業。

たまには、一日仕事のことを考えない。しない日が
あってもいいんじゃない。だって人間だもの。 と
相田みつをっぽく考えこの日は完全OFF。

なので、段ボールの片付けと
低汚染性塗料の結果を確認しました。


段ボール
まず、朝一に段ボールの片付け。
当店は3月中旬頃から現場作業が忙しくなり
息子と遊ぶ時間がなくなるため、この日はお休みしてもらって
一緒に段ボールを片付けてもらうことに。


段ボール
まぁ~片付けるといっても、やっぱり遊びますよねぇ~
俺には見えませんけど、息子には悪者が見えるらしく
うぉぉりゃあぁぁ~ えい! えい!と戦ってます。(^^)
息子にこんだけ戦いごっこしているんだから
赤鬼倒せるぐらい強くなってるんじゃないの?と聞く
それは無理  と逆切れされちゃいます(笑)


外気温
低汚染塗料の結果を見る前に
この時期、塗装工事をお勧めしていない理由の一つの外気温を
計測すると1.5℃とやっぱり宮城県は寒い。(>_<)
(午前9時半/北側)


2015年7月
息子が遊んでいる間に
2015年7月に行なった「曽根塗装店式パイプ雨筋試験法」の結果を確認。
使用した塗料はフッ素(水性4種類/弱溶剤1種類)が5種類・光触媒塗料が1種類・
無機塗料1種類・アクリルシリコン樹脂塗料が2種類・
そして、1種類ど忘れしちゃいましたが、計10種類の塗料を暴露。

すぐに差が現れ、なんと2ヶ月経過したあたりで、
なんだよぉ~この塗料~雨筋付くなぁ~と言う塗料がありました。(@_@;)


◇ここから6ヶ月経過した9種類の塗膜の画像を貼っていきます◇

無機塗料
弱溶剤2液形無機塗料
色が色なので、(22-85C)分かりずらいですが、若干雨筋は付いてます。
ただ、無機塗料はここから雨筋が薄くなる?落ちる?らしいので
2年ぐらいみようかなと思ってますが、今回一旦リセットします。
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


光触媒塗料
光触媒塗料(オーバーコート/上塗りするタイプの光触媒塗料ではありません)
光触媒塗料はどれだけ雨筋が付きにくいのか期待していたんですが、
当店で使用している弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料の方が
汚れずらいと思います。
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


W
何回 実験しても、雨筋が付きにくい塗料Wです。
向って右側の光触媒塗料より良いです。(^^)
(その反対側は水性1液形フッ素樹脂塗料)
これで耐候性も良ければ、かなり良い塗料ですね。
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


水性1液形フッ素樹脂塗料
水性1液形フッ素樹脂塗料Z
あのメーカーのあのシリーズなので、あまり期待していなかったんですが、
俺の期待を裏切らない結果でした。(笑)
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


水性1液形アクリルシリコン樹脂塗料
水性1液形アクリルシリコン樹脂塗料A
この塗料は今回初めて実験しました。塩ビパイプを設置してから
1ヶ月後にこの塗料メーカーの方と話す機会があり、
この塗料は汚れにくいんですか?と伺うと
「汚れにくいと思いますよ」という返答だったので
良い塗料発見したぜ!と単純に思えない当たり、
塗装業界にどっぷりハマってますよね(苦笑)

と言いつつも、汚れにくい塗料が発見できれば嬉しいので
ちょこちょこ見ているとWと同じぐらい、汚れにくくちょっと驚きました。
この塗料は超低汚染とは謳ってないんですけど
「超」付けても良いんじゃない?6ヶ月間は(笑)
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


水性2液形フッ素樹脂塗料
水性2液形フッ素樹脂塗料K
この塗料はWぐらい汚れにくいんじゃないか?と期待していたんですが、
俺の期待を裏切ってくれました。(^_^;) 
ただ、水性1液形フッ素樹脂塗料Zよりは優れていると思います。
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


水性2液形フッ素樹脂塗料
水性2液形フッ素樹脂塗料M
今回の実験で一番汚れにくかった塗膜です。これは意外でした。
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


水性2液形フッ素樹脂塗料
水性2液形フッ素樹脂塗料S
この色なので雨筋が見にくいですが、若干付いてます。
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


弱溶剤2液形フッ素樹脂塗料
弱溶剤2液形フッ素樹脂塗料R
こちらも色が色なので、雨筋が見にくいですが若干付いてます。
この塗料も期待していたので、ちょっと残念でした。
裏側←クリックすると裏側の画像をご覧いただけます。


◇これで以上です。ど忘れした塗膜は省きました◇


この10種類の中の2種類の塗料が販売中止になっていて
もうある程度「差」が出たので、今回の実験は6ヶ月で止めて
また、違う塗料で実験することにしました。



目荒らし
一旦塩ビパイプを降ろしペーパーで目荒らししつつ


段ボール
ふと息子を見ると、なんか作ってました。(笑)


手
そしたら、息子が「ぱぱぁ~てからちがぁぁぁぁ」と言うので見ると
この程度の傷だったら大丈夫だよ~ねっぺつければ治るよ!と言いつつ
でも、いま平成だから、こういった昭和全開の考えはどうなんだべ?と思い
お湯でサッと洗い流しました。(^^)


ローラー
で、今回は急遽実験することになったので、ローラーはまちまちです。
使用するネタは1月に集め終わっていたんですが、チラシの作成などあったので、
後回しになってしまいました。という軽い言い訳です。m(__)m


マスキングテープ
目荒らし後、マスキングテープを貼り、水性を塗る部分にシーラーを塗装。
弱溶剤は付着性テストを兼ねて今回シーラーレスで塗装してみます。


外気温
10時頃、日当たりの良い場所で外気温を計測すると
10℃しかないので、室内で塗装することにしました。

この実験は一日で終わらせないと、段取りが面倒なので(2液が多いため)
20℃以上は欲しいですもんね~って、どう頑張っても
この時期は無茶ぶりですからね。


ネタ
今回使用するネタは
弱溶剤2液形無機塗料
水性1液形フッ素樹脂塗料
水性アクリルシリコン樹脂塗料2種類(WとA)
弱溶剤2液形フッ素樹脂塗料6種類(4F/4種類)

今回も10種類で実験を行います。
基準はWなので、ハードルは高いと思いますが
W越えする塗料/塗膜があったらOEMで
【プレミアムパーフェクトシリーズ】
超低汚染ハイブリット ラジカル制御形フッ素樹脂塗料
ロイヤルフラッシュⅡ で販売します

時期が時期だけにちょっとゲスネタですかね(苦笑)


室内
で、部屋の温度を上げるために
エアコンとヒーターの温度設定を全開にしたら、気持ち悪いぐらい暑い(^_^;)


完了
ひたすら、計量→撹拌→塗装を繰り返し、なんとか6時チョイ前に完了!


硬質 硬化剤
そういえば、硬化剤に硬質・弾性タイプがあり、
今回は超低汚染の硬化剤があって
実際、どっちもそんなに変わんないんじゃないの?と思い
硬質と超低汚染の硬化剤を臭いを嗅ぐと違ったので、
やっぱり差はあるんでしょうね。
よく見ると色と言うか、透明感も違いました。↑これ硬質。


超低汚染 硬化剤
分かりづらいですが、超低汚染の方が濁ってます。
本当に差があるのか、3ヶ月後には分かるでしょ!


完了
このまま翌日設置したことも書いちゃうとあまりにも長くなるので、
次回、設置編を更新します!


ネタ
使用したネタも2種類公開予定!


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