カテゴリ: 防藻性

9月30日は、雨で現場作業は中止でした。前日の天気予報を見たら
50%となっていて、まぁ~降らないでしょうと勝手に予想。
で、朝の天気予報をみたら午前60%・午後50%で
雨はまだ降っていないのでとりあえず現場へ。
現場に着いても降る様子がないので、このまま降らないだろうと
都合の良い方へ考え塗料を800g調合したら雨・・・・
まぁ~こんなもんですよね(苦笑)
塗ってすぐ降られても困るので「雨が降ってくれたおかげで助かった」と
思うことにしました。降らないのが一番いいんですけどね~

この余った塗料の白を実験に使用する予定でしたが
このまま廃棄するのは勿体ないので、
2通り(通常の塗料と防カビ・防藻剤を添加した塗料)を
サイディングボードに塗りました。ただ、現場で使用している色はN-75で
ちょっとグレーっぽい色ですが、白でなくても良いだろうと妥協しました。

N-75
左がN-75で右が白です。

A・B塗膜
前回載せた画像で右も左も水性アクリルシリコン樹脂塗料です。
Aの塗料は2通りサイディングボードに塗り
Bの塗料はAやCと比べると、防藻性に優れているとおもうので、
通常の塗料だけ塗りました。

C塗膜
これも前回、載せた画像でCの塗膜は弱溶剤シリコン樹脂塗料です。
これも2通り塗りました。
ただ白が無かったので去年使用した淡彩を使ったんですが
主剤がちょっとゲル化してました。
本来の塗膜性能が発揮できるか不安ですが、とりあえず塗ってみました。

D・E塗膜
D・Eの塗料は、塩ビパイプで実験して2年程度経過して、
藻が付着しています。これも2通り塗りました。
Fの塗料は実験したことが無いので、期待しているんですが結果どうなるでしょうか?

BlogPaint
全部で11種類。このサイディングボードを使って実験してみたいと思います。
置き場所をどこにするか考えてるんですが、ここが良いかなと↓

置き場所
物置の裏で、湿気が貯まりそうな場所です。
奥から11枚並べたらフェアーじゃないような気がしましたけど
隣の手すりを見ると大丈夫そうかな?

置き場所
それか物置の上に平らに置いた方がフェアーですぐ差がでるのかなと。
この実験の板を作ってから気付いたんですが、
うちに新しいカラーベストがあったのを思い出しました。

カラーベスト
カラーベスト 
このカラーベストが5枚ほどあったのを忘れていました。
これに直接塗れば良かったなと・・・・・

カラーベスト
カラーベスト 拡大

この記事を更新した後にGとして水性アクリル樹脂塗料も加える予定です。
この塗料は防カビ・防藻が無い塗料なので、
防カビ・防藻の有る塗料と、どれぐらい差がでるのか楽しみです。

4年前に低汚染性の実験をしてわかったことは、同じアクリルシリコン樹脂塗料でも
優れた低汚染効果のある塗料もあるけど劣る塗料もある。
同じ防カビ・防藻剤入りの塗料でも藻などが付着しやすい塗料もある。
今後は耐候性の差も解ってくると思います。

4年前に実験した塩ビパイプに藻が付着しています。

塩ビパイプ
表側(南面です)

塩ビパイプ
裏側(北側です)
藻が付着してる塗膜があります。

差
これぐらい差がありました。(北側)
左側は弱溶剤シリコン・中央は弱溶剤ウレタン・右側は水性シリコン
4年前に作成した塩ビパイプは2本あるので、この塩ビパイプを拭いてみます。

拭いた後
拭いた後です。
ちょっと見ずらいですが、この3種類の中では
左側の弱溶剤シリコンが低汚染性に優れています。

差
左側も右側も水性アクリルシリコン樹脂塗料です。
これだけ藻の付着に差が出るとはおもいませんでした。
この2種類の塗膜も拭いてみました。

差
拭いた後です。
これもちょっと見ずらいですが、
左側の塗膜の方が低汚染性に優れているとおもいます。

藻などが付着しやすい外壁の塗り替えの場合は、
低汚染性に優れているからといっても、藻などが付着しやすい
塗料じゃダメだし、だからと言って低汚染性に劣っているけど藻などが
付着しにくい塗料を選択した方がいいのか、悩みどころです。
藻などが付着しやすい面だけ塗料を替えるって手もあるかなと感じました。
あとは外壁に藻などが付着した場合は、
小まめに除去するしかないのかなとおもいます。
今回、防カビ・防藻剤入りの塗料にさらに防カビ・防藻剤を入れた方が
効果があるのか実験する予定です。
作成した板は完成してるんですが、ちょっと今、忙しいので
時間ができたら作成した板を湿気の多い場所へ置いて
実験してみたいと思います。その時はブログ更新したいと思います。

サイディングボード
作成した板はこんな感じです。
あと1つ増やす予定です。

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