カテゴリ: 高日射反射率塗料(遮熱塗料)


トタン屋根塗装後 
4日前、3年前にトタン屋根を高日射反射塗料/遮熱塗料の
弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料で塗装させて頂いた
東松島市の〇様宅に伺いトタン屋根を点検させて頂きました。m(__)m


点検
どのお宅もそうですが、点検に伺う前は楽しみもありますが、
塗膜剥がれでねぇ~べなぁ~とか
チョーキング(塗膜が劣化し粉状になる現象)してっかなぁ~と不安もあります。
と言っちゃうと
えぇ~~自分で調合し形成させた塗膜なのに自信がないのぉ~~と
突っ込まれそうですが、塗料は塗膜になっちゃうと
残念なことに劣化していくだけなんですよ。
ただ、塗料にもグレードがあり、劣化速度は変わりますので、
できるだけ耐候性に優れている塗料をお勧めしております

あと、塗料のカタログにはキセノンランプなどの促進耐候性試験が載っていますが、
あくまでもこれは「疑似試験」なので「実暴露」とは異なるため、
促進耐候性試験の結果は根拠/証拠ではなく、期待値/目安となります。

なので、当店は促進耐候性試験を鵜呑みにしてアクリルシリコン樹脂塗料で
12~15年の耐候性/耐用年数があります!
な~~んて口が裂けても言えませんし書けません。(>_<)


トタン屋根 3年後
で、こちらが3年経過したトタン屋根です。
使用した塗料は弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料の中でも
高価な方で、安価な弱溶剤1液形シリコンより10,000円以上高いです。
この塗料を2缶購入すると、1液形なら3缶購入でき
さらに5,000円ほどお釣りがくる計算になります。
(塗膜性能は1液形より2液形の方が優れています)


チョーキング
で、まず最初にウエスを濡らし、トタン屋根(南面)を拭いてみると
若干、チョーキングしてきているようでしたが
まだまだ塗り替えする必要はありません。


色 退色
こちらの現場で使用した塗料で
当日 塗り板を作成し、どれだけ退色・変色したのか確認してみました。

東松島市は10日以上まともに雨が降っていないので
屋根には砂ほこりが溜まっていたため、ウエスで拭かせて頂き
塗り板と比較すると、色が褪めてきているようでした。

変退色や劣化を考えると、やはり屋根にはフッ素や無機を
お勧めした方が良いのかなと思う時もありますが、
既存の塗膜の状態や錆びが多い場合だとオーバースペックに
なることもあるため、2液シリコンでも良いのかなと思います。
ただ、施主様の意向もありますので、フッ素塗料でしか
見積を提出しないという訳ではありませんのでご安心ください。(^_^)


トタン屋根塗装 3年後 東松島市
一段下がったトタン屋根は錆が酷かったんですが、
3年経過後もまだ錆は発生していませんでした。(^_^)


錆び トタン屋根
施工前はこのぐらい錆びていたので


ケレン 錆除去
しっかり錆を除去し


増し塗り 錆び
錆びていた部分は1回多く塗装したので、錆び止め2回塗りになっています。
そのため、3年経過しても、まだ錆びが発生していなかったのか?
それとも、錆び止め1回塗りでも、錆が発生してなかったのか?
その差はわかりませんが、やらないよりやった方が良いだろうと思います。
あとから、あぁ~錆止め2回塗っておけば良かったなぁ~と後悔したくないし
施主様も錆びにくくなった方が良いでしょうからね。(^^)

ただ、錆び止めの回数が多ければ良いと言う話では無く
やはりケレン/下地処理(錆び除去)の方が重要だと思います。


錆び
と、言いつつも錆びが発生していました。(T_T)


削れ
錆び・塗膜が剥がれている部分をみると
何かをぶつけた?擦った?形跡があり、
小さい剥がれが、あちこちにあるので
これを追っていくとアンテナに到着。
施工中の画像を確認すると、アンテナが交換されているようなので
施主様に伺うと、2年前の大冬でアンテナが傾き
交換された時、雪かきをした際にできた傷のようでした。


この傷と錆びは当店とはまったく関係ありませんので、
今回の点検はこれにて無事終了。1~2年後にまた伺います。(^^)


ケレン
と言うのは冗談で、剥がれ・錆びている部分をケレンし


上塗り タッチアップ
弱溶剤2液形の錆び止めでタッチアップ


上塗り タッチアップ
同じ色でタッチアップさせて頂きましたが
若干、色が違いますが、
そのままにしているよりは良いでしょ。

これでトタン屋根塗装 3年後の点検を終了させて頂きました。m(__)m

〇様 1~2年後 また伺わせて頂きますので、
宜しくお願い致します。


施工事例
宮城県東松島市H様邸←クリックして頂くと3年前の施工事例をご覧いただけます。



娘
毎度、どうでも良い話なんですが、
この頃、娘が手を上手く動かすようになり


娘
どうやら、もう顔出しはNGらしいです。(笑)





去年の9月にガイナのサンプルを購入した際、ガイナの講習がありますけど、
どうですか?と誘われ、講習場所が近ければいつでも行きたかったんですけど、
東京となると、ちょっと難しいので余裕がある先月 行ってまいりました。
(この講習を受講しなくても、ガイナを購入し施工できます)

ガイナを初めて知ったのが、4.5年ぐらい前で、元請け様から遮熱塗料で
トタン屋根を塗ってほしいと言われ、効果がありそうな塗料を探していた時に
遮熱・断熱塗料のガイナを発見しました。こういった塗料があるんだぁ~と
思いましたが、トタン屋根に水性を塗ることに抵抗があったため、
無難に一般の遮熱塗料を塗りました。施主様や元請け様から遮熱塗料で
塗り替えしてほしいと言われたのが、これが始めてでした。

遮熱塗料 比較
で、講習が始まり、こういった機械で一般の遮熱塗料と
ガイナの表面温度の差を見せて頂きました。
日進産業の社長の出身が島根県で、「ガイナ」は島根の方言で
「凄い・大きい」という意味らしいです。そういう方言もあんだっちゃねぇ~

結露
次に一斗缶の裏側を見せられて、これは分かりやすいと思い撮らせて頂きました。
この一斗缶は遮熱塗料を探していたお客様が遮熱塗料とガイナを一斗缶の
表側を塗り屋根に置いて、どの遮熱塗料が効果あるかを実験したそうです。
で、裏側を見るとガイナが一番錆びていかったようです。
ガイナは結露しにくい塗料っていうことなんでしょうね。

塗り肌
あとは、こういった塗り板を見せて頂きました。
一般の水性塗料と比べると肌が荒いそうですが、これはしょうがないでしょうね。
自分はサンプルを購入し「塗りづらい場合は希釈してください」と書かれていましたが、
感覚が分からないので、とりあえず無希釈で塗ってみましたが、かなり塗りづらく
砂骨ローラーで転がしたのって?感じになりました。なので、またサンプル購入し
8~10%希釈して塗ってみたいと思います。

2011年 遮熱塗料 シェア
講習の中で一番、へぇ~って思ったことがこれでした。
2012年3月発行のペイント&コーティングジャーナルに
2011年遮熱塗料メーカーシェア(雑誌推計)で日進産業(GAINA/ガイナ)が
シェア1位と失礼ですが、これにはちょっと驚きました。自分が想像している以上に
使用されているんだなぁ~と感じました。(2010年は日本特殊塗料と同率)
2012年は、どれだけ変わっているか興味深いです。

色 売れ筋順位(個人住宅)
これは、色の売れ筋順位(個人住宅)です。
ガイナで塗り替えをご検討の方はご参考までに。
あとは、質疑応答で自分が知りたかった事も聞け無事講習は終わりました。

池袋
ここから、まったく関係ない話になりますが、東京に居た時
お世話になった〇さんと飲ませて頂きました。
〇さんと話すと、お世話になっていた頃と全然変わっていなくて安心しました。
帰り際、自分が払おうと財布を出すと、「俺に恥かかせるなよぉ~」と
ごちそうになりました。最後に田舎者の私に「お前、ポケットと財布縫ってこなくちゃ
ダメだよぉ~盗られるぞぉ~」と笑わされました。(笑)
また、東京へ行く機会がありましたら〇さん、また飲んでください。m(__)m

次の日は、一昨年にもお邪魔した神奈川県の曽根塗装店さんの所へ行き
色々とお話を伺い勉強になりました。
次、伺った時は美味しいラーメン屋に連れってください。(^^)


それと、ホームページの方は今月下旬までには完成させたいと思っているんですが、
ホント文章力が無いため、思うように進まず学生時代にもうちょっとというか、
かなり勉強しておけばよかったなと後悔してます。(苦笑)
最後に固定電話/FAXの番号が、0225-23-1218から0225-24-9648へ変わりました。
携帯は変わらず090-7062-0547です。

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