カテゴリ: 屋外暴露(上塗り塗料)

屋外暴露 開始
2014年 6月28日に屋外暴露を開始しました。
暴露したネタは
無機塗料(3種類)
フッ素樹脂塗料(3種類)
アクリルシリコン樹脂塗料(19種類)
ウレタン樹脂塗料(1種類)
あと、どれに分類して良いのか分からないネタが2種類
(ガイナとア〇〇〇〇)の計28種類です。
どれが一番耐候性が良いの5~7年後には分かると思います。

45℃
今回は塗り板を45度設置しました。
7年前に暴露した塗り板の角度が、なんとも中途半端な58℃だったので
今回はしっかり測り設置しました。(^^)
この屋外暴露の目的は、
「どの塗料(塗膜)が耐候性に優れているか」
「屋根用の1液形シリコンと2液形シリコンの耐候性の差」
「弱溶剤2液形アクリルシリコンと弱溶剤1液形フッ素樹脂塗料の耐候性の差」
「ガイナ(GAINA)などの付加価値のある塗料の耐候性」・・・・etc
色々と発見できればなと思います。

7年前に実験した結果、水性アクリルシリコン樹脂塗料で
そこそこ耐候性に優れているであろうネタを発見できたので、
外壁にアクリルシリコン樹脂塗料を塗装する場合は
この実験結果で耐候性に優れていたネタをお勧めしております。

雨筋 塩ビパイプ
で、同じ日に塩ビパイプも設置し、低汚染性の実験も開始。

防藻性
これは上手くいくかわかりませんが、防藻性&低汚染性の実験。

防藻性&低汚染性
防藻性の差は出なくても、低汚染性の差は出るでしょうから
失敗は無いと思いますが・・・・・(^_^;)

雨筋 黒系
2011年10月に開始した低汚染性の実験は差が出たので
今回、黒系に塗り替えてみました。
使用したネタは無機・フッ素・シリコンです。


3ヶ月後、どれだけ退色・変色したか確認し余裕があれば
ブログかホームページで報告したいと思います。


弱2si
それと先日、4月頃 雨樋に塗装し低汚染性の差が現れました。
これは、弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料で価格は安価な方です。

水性
こっちは、水性塗料。
このネタは結構、低汚染性に優れているだろうと睨んでいましたが、
あのネタには勝てそうにないな。

こういった実験を行わなかったら、耐候性も低汚染性も
弱溶剤>水性と勘違いしていただろうな。

先日まで、東松島市で鼻隠し(破風)と霧除け・軒天の
塗装工事をさせて頂きました。m(__)m

今回の記事は霧除けの破風の塗装です。
って、塗装工事の記事 書くの久しぶりだな。(^^)


霧除け 施工前
霧除けの破風はトタンではなく、木部です。
既存の塗膜はおそらくペンキ(SOP)で、パッと見た感じ
容易に既存の塗膜を除去できそうだったので、


ケレン前後
ペーパーでゴシゴシ削って、こんな感じでOKでしょ。


錆び止め
次に破風にタッカー/ステープルが打たれていたので、
錆び止め(エスコNBセーフティ)を塗装し


エポパテ
3日後、エポパテを充填し、これで下地処理完了。


one-pack
こちらの現場で使用するネタは弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料の
予定でしたが、今回 弱溶剤1液形フッ素樹脂塗料に変更させて頂きました。
俺の嫌いな促進耐候性試験の結果は弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料より、
優れているようです。最悪、弱溶剤2液形アクリルシリコンと同等なら
OKだろうと思っているので、それ以上持てば儲けもんです。
ただ、耐候性は実際 現場で塗料が塗膜になり、数年後にしか
結果を見れないので、今後どのように劣化していくのか見ていきたいと思います。

ちなみに値段は弱溶剤2液形アクリルシリコン<弱溶剤1液形フッ素となります。


上塗り1回目
ここから、ひたすら上塗りを塗装します。まずは上塗り1回目完了。


虫   orn
上塗り4回目を塗装した 翌日 破風を見てみると虫が・・・・・・
多分、塗装した直後に付いちゃったんだろうなぁ~


上塗り5回目 傷・・・・
塗り直し上塗り5回目を塗装した後、今度は傷。
現場なので、しょうがないけど、ガッカリです。(T_T)


完成
傷の凹みに、エポパテを埋めて上塗り6回目を塗装しましたが、
パテの箇所だけ、艶が食われ 上塗り7回目完了。


ワンパックフッソ
俺、画像撮るの上手でしょ。(^^)
今回使用した、フッ素樹脂塗料は「微」弾性らしいので、
ある程度木部の収縮に追従してくれると思いますと言うか、追従してください。


木部
ここから、違う現場の話になりますが、
2010年に外壁・破風を塗り替えさせて頂いたお宅です。
今年の2月に伺った時、外壁・破風の点検させて頂きました。


破風
施工前の破風(木部)はSOPで塗装されており、
既存の塗膜は所々 剥がれていたので、ほぼ除去し
〇〇〇/弾性硬化剤(弱溶剤2液形アクリルシリコン樹脂塗料)で4回塗装しました。
西面の破風をウエスで拭いてみると、まだチョーキングしていませんでした。


4年後
塗装してから4年経過したので、できればあと4年ぐらい頑張ってくれ。
なので、one-pack fluorine も、同じぐらいか、これ以上持ってもらいたいな。


以上、霧除けの破風の塗装工事でした。


屋外暴露
そういえば、塗り板 26日に設置しました。


塩ビパイプ
塩ビパイプも設置。こちらは防藻性と低汚染性の実験。


塩ビパイプ
これは、低汚染性だけの実験。
俺の予想通り、あのネタが低汚染性に優れていると嬉しいですけどねぇ~



塩ビパイプを設置した翌日 雨が降ったので
撮ってみました。期待しているネタは4番目です。



ネタの手配・提供してくださった方々
本当に有難う御座いました。m(__)m
予定では、これが最後の実験となりますので、
台風に飛ばされないよう管理して行きたいと思います。(^^)

このページのトップヘ