カテゴリ: 宮城県仙台市【外壁塗装/屋根塗装】

いやぁ~ 年内中に外壁塗装工事の方も
更新する予定だったんですが
今年もあと5日しかないので無理そうです。(^_^;)

外壁塗装工事編は来年かHPで更新したいと思います。


中塗り塗装後
で、下塗り兼中塗り塗装が終わり
またまたまた台風接近の予報なので
17時過ぎまで上塗り塗装させて頂きました。

この時期(施工時期は9月)の
屋根の上塗り作業は15~16時ぐらいまでに
終わらせないと、夜露/結露で艶がぼけてしまうことがあるので、
17時まで上塗り塗装する事は少ないんですが、
長雨でインターバルが迫っているため
塗装させて頂きました。m(__)m

当たり前ですが、夜露/結露しなければ
艶がぼけることはありません。

17時過ぎまで塗装した結果は
夜露/結露で艶ぼけすることなく完了しました(^^)


無機塗料 弱溶剤
使用した上塗り塗料はKFケミカルのワールドセラルーフです。

どうでもいいけど、
この画像めちゃくちゃアングルずれてるな(苦笑)


無機塗料 比率
ワールドセラルーフは弱溶剤2液形無機塗料です。

2液形の塗料には塗料メーカー指定の比率があり
7対3とか7対1・14対1など様々あります。
これを目感だけでは正確には測れないので
秤を使用し計測→混合します。

仮に適当に計測→混合しても
塗料は塗膜へと形成しますが
本来の塗膜性能をフルに発揮することができません。


塗料 廃棄
2液形塗料は混合後、
可使時間と言って使用できる時間があり
これを過ぎると、これまたフルに発揮できなくなるため
廃棄処分となります。

可使時間は気温によって異なり、
外気温など計測しながらの判断となります。

ちなみにこの無機塗料の場合は
夏場だと、2~3時間で廃棄です。

1液形より2液形の方が扱いづらいですが、
塗膜性能は1液形より2液形の方が
優れていると言われています。


屋外暴露 2年後 アクリルシリコン樹脂塗料
ただ、当店で行っている2014年Verの屋外暴露の結果を見ると
1液形アクリルシリコンより耐候性が
劣っている2液形アクリルシリコンもありそうなので
これは2016年Verではっきり分かると思います。(膜厚測定しているので)

はっきり分かったら「週刊文春」か「FRIDAY」にタレこみたいと思います(笑)


水垢?
で、台風13号が去った翌日、屋根に上がってみると
なんか水垢っぽい汚れが付着していました。
屋根は水滴が無く乾いていますが、
このままの状態で塗装する気にはなれないので


水垢 除去
タオルなど拭き水垢除去。


水垢??
タオルを見るとめちゃくちゃ汚れてました。
この汚れの正体はなんなんでしょうねぇ~


ブロワー コードレス
次に上塗り塗装前に屋根に落ちている
小さいゴミやほこりなどをブロワーで除去。


ダメ込み
またまたインターバル(塗装間隔)の
関係上ダメ込み先行。


上塗り
広い部分は平刷毛(村切)で塗装。
動画を作ろうと撮影したんですが、
保存していたSDカードが無い・・・・・orz 



なので、下塗り兼中塗り塗装の動画UP


折板屋根 塗装完了
折板屋根塗装 完了!
今回は折板屋根が塩ビ被覆鋼板なので、メリット・デメリットを
お話させて頂き、無機塗料で塗装させて頂きました。m(__)m

環境や方角・下塗り塗料にもよりますが、
無機塗料は乾燥・硬化の早い塗料と比較すると
若干遅く、ブラッシング(白化現象)しやすいように感じるので、
当店では無機塗料で屋根塗装する場合は
4月~11月上旬までかな~と思います。


折板屋根 フタ セキスイハイム
塗装完了後、外していたフタを設置


軒先から
軒先から5.4㎜のところに下地はめ込めば
すぐ設置/復旧できると思ったいたら


アルミ 下地 セキスイハイム
微妙にずれる・・・・
糸張った意味が無い(苦笑)


P9261761
フタの穴は9㎜開いていますが、


下地
下地の穴が5㎜なので、
3~4㎜ずれると、ネジで止めれなくなるので、
微調整に手間がかかりました。

おそらくですが、フタとフタ周辺に傷が多いのは
下地の微調整の時、アルミの下地とフタ(トタン/塩ビ被覆)を
折板屋根に直に置き付いてしまった傷かもしれませんねぇ~。


フタ設置完了
北側のフタ設置に約2時間+南面約2時間+
1階南面約2時間=6時間ちょいかかりました(>_<)

俺は良い経験になりましたが、
DIYでこのフタの脱着をお考えの方は
チト覚悟が必要かもしれません(笑)


フタ設置後
フタ設置後です。


折板屋根塗装 セキスイハイム 仙台市 塗り替え
最終日に撮った画像です。11月2日撮影。


今回は塩ビ被覆鋼板の折板屋根塗装なので
ケレン(塩ビの剥がれ・錆除去)に
手間がかかるだろうと思っていましたが、
想像以上にかかり、勉強になりました。m(__)m

1年後に点検に伺いますので、
MF様、今後ともよろしくお願い致します!(^^)


折板屋根塗装編はこれで終了で、
次回は外壁塗装編を更新予定です。



現在、施工中の現場で、
2年ぶりに風邪?胃腸炎っぽいのにかかり、
昨日、現場をお休みさせて頂きました。

〇様 ご迷惑おかけしてすみません。m(__)m


で、前回の続きで【折板屋根塗装】の下塗り兼中塗り作業です。

雨
下塗り(エポマリンGX)を塗装し始めた頃から
朝方だけ雨とか夜中だけ雨とか、とにかく雨が多く
屋根を塗るのが仕事なのか?水滴を拭くのが仕事なのか
わからなくなりそうでした。(笑)

ペンキ屋あるあるですかね~(^^)


77
下塗りをローラーで塗装した時、
夜中に雨が降ったらしく見事にブラッシング。orz
下塗りの色がグレーなので、わかりずらいですが、
ムラムラになっている部分がブラッシングしたところです。

ブラッシング=白化現象・かぶるとも言います。


ブラッシング 目荒らし
関西ペイントの〇さんに
「エポマリンGXってブラッシングしやすいですか?」と伺うと
いや、そんなことはないと思いますよぉ~
エポキシなので、もしブラッシングしたら
サッとで良いですが、目荒らししてくださ~~い
って言うのは簡単ですけどね~~(笑)と、軽く言われましたが
ホント、言うのは簡単です(笑)

で、目の細かいケンマロンでサッと目荒らし。

目荒らし後は、塗膜に浅く傷が付き付着性が向上します。(^^)


エポマリンGX 目荒らし
今までエポキシ樹脂塗料を塗装して広範囲を
目荒らしすることは無いので分かりませんでしたが
意外とエポキシのケレンカスって(塗膜が削れたカス)
比重が軽くめちゃくちゃ飛散することがわかりました。

おそらくポリエステル(トタンなど)より軽い!
強溶剤だから?ってことはないと思うんですけど。


インターバル オーバー
それと、どの塗料にも塗装間隔というのがあり
(例えば8時間以上7日以内など)
エポマリンGXは23℃で10日・30℃で7日と決まっていて
30℃で計算すると、1日オーバーとなります。
ただ、ここ数日、雨で30℃の日は少なく8日にしても良いと思うんですが
念のため、目荒らしを行いました。

1日オーバーの部分は
丸くなっている部分の下というか奥です。
ローラーが入らなかった部分(刷毛塗りの分)。


セミフロンルーフバインダーsi
下塗りはKFケミカルのセミフロンルーフバインダーSi。
下塗り兼中塗りなので、上塗りと同じ色です。
これも、2液形の塗料で指定された比率があり


セミフロンルーフバインダーSi 配合表
毎回、計算するのが面倒なので7対3の配合表を作成。
おそらく、10回いや20回以上は混合するので
忙しい時に、イチイチ電卓叩くの面倒ですし
計算間違いするのも嫌ですしね。(^^)

俺はそろばん2級(なんとも中途半端な・・・)なので
そろばんで計算しても良いんですけどね(笑)


撹拌
混合はインパクトにペイントミキサーを装着し2~3分前後撹拌。


セミフロンルーフバインダーsi
セミフロンバインダーsiは、3分艶有りで
隠蔽性の良い塗料と比較すると若干、透けやすいです。
上塗りは今回「無機塗料」で、これが隠蔽性良ければ
まだ良いんですが、これも若干透けやすい。(^_^;)


刷毛塗り 折板屋根塗装
下塗りのインターバルの関係上細かい部分を最初に塗装。
屋根用の塗料なので、外壁用と比較するとダレやすい傾向です。


水星 mizubosi
谷の部分は、俺のお気に入りの刷毛
水星(みずぼし)/村切。

普通って言ったらあれですけど、
山羊毛(白毛/ヤンオ)と比較すると
2液形でも毛が固まりづらく、
洗浄もしやすいと感じます。

塗来・伝翔なんかも固まりづらいんですが
若干、刷毛目が筋張るような気もします。


折板屋根塗装中
セミフロンルーフバインダーSi 
下塗り兼中塗り塗装中。


中塗り塗装後
下塗り兼中塗り塗装後


それにしても、9月のスーパーロングレインって
なんだったんだろうなぁ~~(>_<)


もう二度と味わいたくないな(苦笑)



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