カテゴリ: 宮城県仙台市【外壁塗装/屋根塗装】

もしかして、「止まない雨もあるんじゃない?」と
思うぐらい降り続きましたねぇ~ (T_T)

お天気なので、愚痴ってもしょうがいなんですけどね
愚痴りたくもなります。(笑)


2016Ver
とはいえ、雨が降って良いこともあり
「屋外暴露 2016ver」 の塗り板を作成し
28種類(色違いも含め)を設置できたり、


防藻実験
約2年前に行った
防藻性の実験(曽根塗装店式パイプ雨筋試験法&防藻性)の塩ビパイプを
ひっくり返してみると、白い塗膜は藻だらけになっていて
防藻性の「差」があったので、良かったこともありました。

この白い塗膜(塗料)は、「屋外暴露2014Ver」でも
耐候性が悪いので、耐候性&防藻性ワースト1 確定です。

こういった実験は良い塗料/塗膜を見つけるのが
目的ですが、ダメそうな塗料を見つけるのも醍醐味です。


で、前回の続きで


折板屋根 水洗い
折板屋根(塩ビ被覆鋼板)の水洗いを行いました。
去年も塩ビ被覆鋼板の折板屋根を塗り替え
させて頂きましたが、その時も高圧洗浄で洗うと、
塩ビが捲れ大惨事になるのでは?と思い
ケンマロンやタワシなど使って手洗いで水洗いを行いました。

手洗い後、高圧洗浄でも塩ビは捲れなったかもなぁ~と感じましたが、
今年、塩ビ被覆鋼板の差し棟を高圧洗浄で洗うと


塩ビ被覆鋼板 塩ビ 剥がれ
ベラベラと剥がれてしまい、サッと大惨事になったので
塩ビ被覆鋼板の水洗いは怖いんです。(>_<)
(数年前にも、2件ほど同じように剥がれたことがあります)

ただ、剥がれるようなら無理してでも、
剥してしまった方が良いのか
それとも、高圧洗浄の圧力は自然界には無いので
そこまでして、無理に剥さなくても良いのか?
悩みどころでもあります。


折板屋根 水洗い 手洗い
で、水洗いは最初に水を
バァーーーと撒いて


折板屋根 ケレン
ケンマロン(研磨剤)でひたすら擦り
汚れとチョーキングを落とします。
また、表面にも細かい傷が付くので、目荒らしの効果もあります。


水洗い 折板屋根塗装
こちらの折板屋根は高圧洗浄では洗えない部分もあるので、
やっぱり手洗いで正解!と言い聞かせながら洗いました。(笑)

手洗いは、高圧洗浄と比べると
かなり根気のいる作業になりますので。(^^)


折板屋根 ケレン
じっくり時間をかけて洗うので、
塩ビの捲れや傷も発見しやすいのが手洗いの良いところだと思います。

塩ビの捲れや傷(裂け)のケレンは水洗い後に行いますが、
数が結構あるので、目印代わりに削っておきます。

傷や裂けている部分をわざと大きく削るんですが、
その時、ベラベラと剥がれず
亜鉛メッキ鋼板と塩ビの付着も良かったので
今回は高圧洗浄で水洗いしても、剥がれなかったように思います。


水洗い後 折板屋根塗装
色が濃くなっている部分が水洗い後になります。


水洗い前
拡大/水洗い前は、こんな感じで汚れていますが、


水洗い後
水洗い後は舐めれるぐらい綺麗になりました。(笑)



折板屋根 水洗いの動画です。



この頃、陽が短くなり
なんか寂しくなりますねぇ~


次回はケレン作業を更新します。




前の記事にも書きましたが

お盆明けから 雨降りすぎ


お天気なので、しょうがないんですけど
にしても、降りすぎでしょ。

もう、そろそろ勘弁してけろ~ orz


で、今回は水洗い&下地処理前の作業です。


折板屋根
MF様の屋根は折板屋根(せっぱんやね)で
鋼板に塩化ビニル樹脂が被覆されている
「塩ビ被覆鋼板」という屋根材です。

築年数を考慮すると、
鋼板は亜鉛メッキ鋼板だと思います。


折板屋根 チョーキング
屋根を指で擦ると、
チョーキング現象が発生していて


P8180854
ところどころ、塩ビが裂け
鋼板が錆びていました。


折板屋根 セキスイハイム 塩ビ被覆鋼板
横樋の上には「フタ」があり
このままの状態で塗装するのもなぁ~と思い


インパクト ふた
ネジで留められているようなので、
インパクトドライバーを使い


折板屋根 フタ 撤去
一旦撤去させて頂きました。


フタ
念のため、
フタの裏側に番号を書いておきました。
汚い字ですが、さすがに「4」って
わかりますよね?(笑)


折板屋根 ふた
端だけはリベットで留められているようなので
撤去できないため このままの状態で塗装します。


折板屋根塗装 ふた セキスイハイム
フタ撤去後です。


下地
ネジはこの下地に留められているので、
ここも一旦撤去。
下地は、はめ込み式なので、
足で屋根をグイっと押し
下地を持ち上げると、簡単に撤去できます。

当たり前ですが、
フタの下は紫外線が当たってないため
新築時の色が残っています。


目印
塗装すると下地があった場所が
分からなくなるので
テープで目印を作り、フタの撤去完了。


下地 撤去後 さび
下地はおそらくステンレスだと思うんですが、
下地と折板屋根が密着する部分が錆びているので、


折板屋根 密着 部分錆び
密着している部分を確認すると
折板屋根が錆びて塩ビが膨らんでいました。

下地を設置する時、はめ込むように設置するので
その時に多少傷が付き錆びたのかなと思いますが
これが普通に塗膜だったとしても、
錆びていたような気もします。

なので、下地を設置する時は気を付けて、
はめ込みますが、
また錆びやすい部分だと思います。


撤去
で、現在、使用されていない
アンテナの下地なども撤去させて頂きました。


P8190893
翌日から、水洗い&下地処理を行いました。
いやぁ~やっぱり晴れてる空は良いな(笑)


ニッカ ヤッケ
水洗いを行う時、暑いので作業ズボンを脱いで
(どうせ汗で蒸れて濡れるので)
作業していると、ズボンが黒いので、
暑いし「あっちぃ」かったです。(^^)
「あっちぃ」って方言ですかね?(あっちぃ=熱い)


水洗い後 折板屋根塗装
色が濃くなっている部分が水洗い後です。


次回、水洗い&下地処理を更新したいと思います。



で、いきなり話は変わり

WB多彩仕上工法
先日、スズカファインの
窯業系サイディングボード/WB多彩仕上工法の
講習会へ参加させて頂きました。m(__)m


WB多彩仕上工法
矢印のサイディングボードは
俺が塗装した物です。(2色塗り)
使用した塗料はWBアートSi で、この後


WBアートsiクリアー
WBアートSiクリアーも塗装させて頂きました。
このクリアー(黒チップ入り)は粘度があり
膜厚が付くような気がしました。

現在の窯業系サイディングボードには
黒いチップが塗装されていることが多いらしく


ニチハ 窯業系サイディングボード
3ヶ月前に新築の現場から
2色塗り・3色塗りの練習をするために
ニチハの窯業系サイディングボードを
頂いてきたのがあるので


ニチハ 黒いチップ
見てみると、黒いチップや
黄色系・赤茶っぽい色も入っていました。


ニチハ 黒いチップ
違う色のサイディングボードも同じでした。

WBアートSiクリアーと
新築時のサイディングボードを比較すると
もう少し黒いチップ増量+黄色系・赤茶系なども
混入された方がより良さそうに感じたので、
この塗料が進化することを期待しています。



こちらの講習に参加して、
気づいたことがあったので
収穫のある講習会でした。と言っても
それが上手くいくかどうか分かりませんけどね(笑)



このページのトップヘ